SOS団もおすすめ

宇宙ショーへようこそのインクも新ポケモンのランクルスもかわいいじゃん、透き通ったものの中に本体が入っていると輪郭が二つあるからひと目見ただけで単純じゃない気がして深イイじゃん、でもだからといっておれが深さをアピールすべく透明度50%のゼリーを来て外出したら犯罪だよどうしよう（おれ）。困ったものです（古泉）。まったくだ（キョン）。ふんっ（ハルヒ）。……（長門）。

耳をすまさなければならないときに耳をすまさない難しさについて

みんながすましている耳。しかしすましていない耳があった。俺の耳だ。不安そうな俺の耳だ。なぜ不安なのかは窓の外に耳をすませばわかる。
「耳をすませ！」と軍人の声。「いますぐー、耳をー、すませー！　すませー！」とデモ隊のシュプレヒコール。
体制派も反体制派もどっちも耳をすませと言っている。とにかく耳をすまさなければならないことになっているのだった。しかし俺は反骨精神から耳をすましていなかった。
たった今すましてしまったが。
　
　
あの頃、耳をすまさずにいてわかったことがある。耳をすましていない後暗さから周りの声が気になり、つい耳をすましそうになってしまうのだ。耳をすましていない自分の噂をされているのではないか、耳をすましていない人間を連行する奴らがいるのではないか。そういった、耳をすますことでしか解消されない不安で頭がいっぱいになるのだ。

アリス・イン・ワンダーランド

3Dについての感想なんだけど、手前に向かって固いものがものすごいスピードで飛んでくるシーンが何回もあって怖かった。やめて。やめて。怖いから。びっくりするから、やめ、やめて。遊園地のアトラクション、または Project Natal。遊びという枠組みで、避けゲーとしてならば楽しいかもしれない。
さてこの映画、アリスはもうこどもじゃなくて19歳だし、序盤に出てきた予言の書に書かれている通りのことが起こる（アリスがラスボスをたおすであろう）し、みんな戦争という大きな流れの中にいるし、暴力は原作の戯画的な印象もなくただ残酷に感じるし、ワンダーランドは私を漫然と嫌な気分にさせるばかりで、とくべつなことはひとつも起こらなかった。ワンダーランドでない場所と同じように退屈だった。13年前のワンダーランドはどこを切り取っても忘れられないとくべつな瞬間で、家に帰ってからもずっと夢に見たものだけれど、今回の冒険のことは明日になればすべて忘れてしまいそう。これから先、きっと夢に見ることもないのだろう。大人になるための筋書きの定められた通過儀礼だったのか。
そんな、別れに未練の残らないワンダーランドだったこともあり、見終わったあとは、映画の最後に描かれていた独り立ちしたアリスの未来にずっと想いを馳せていた。ワンダーランドをいつまでも夢に見てるんじゃなくて、かつてワンダーランドに行き、今はバリバリ現実貿易ウーマン。単著も売れそうだねっ。そういう力強いアリスのビジョンはいいものだと思った。

不思議の国のアリス (ちくま文庫)

バイオショック2とマスエフェクト2やった

バイオショック2では主人公の娘が遠くから主人公を見守っているので、主人公が悪いことばっかりやっていると娘が悪い子になる。良いことばっかりやっていると良い子になる。思うのは、良いダディでありたいけれど、悪いダディに影響された、顔に影が差していて欲動のままに弱肉強食ライフを謳歌していきそうな娘もかっこいいいなあということ。なので、弱い人たちを救って悪い人たちを許した良いダディのエンディングでありながら、娘がセックスドラッグロックンロール！　と旗印をかかげ、お父さんに反発して外の世界に羽ばたくようなルートがあってもいいと思う。二周やっただけなので実際あるのかもしれないけど。

BioShock 2(バイオショック 2)【CEROレーティング「Z」】 - Xbox360

悪いことの影響といえば、マスエフェクト2では悪いことばっかりやっていると主人公の眼が赤く光りはじめる。そしてイリューシブマンっていう登場人物も眼が赤い。となると、イリューシブマンは悪い人だ！　と思う。よね。しかし本当にそうなのだろうか。悪いことばっかりやっていたら眼が赤くなった主人公とは異なり、イリューシブマンはプレイヤー視点ではゲーム中ずっと眼が赤い。生まれつきなのかもしれない。あるいは夜更かしかもしれない。毎日夜更かししているような人はおそらく悪い人なので、夜更かしが理由ならば、やはり悪い人かもしれない。しかしイリューシブマンは偉い人なので、毎日忙しく、睡眠もままならないだけなのかもしれない。うーん。という謎への解答はマスエフェクト3へと持ち越しになったので、今から3が楽しみ！　気になる気になる〜。あと、超おもしろかったです。

Mass Effect 2 (輸入版:アジア) - Xbox360

衆生済度バー

髪切ったときに髪切った？　と言われるためには笑っていいともに出演しなければならないように、サイドバーを修正したときにサイドバー修正した？　と言われるためには更新しなければならないっ！　と思いました。こんにちは。こうなってくるとサイドバーが本体なのかな？　と思います。本体であるサイドバーのサイドバーにサイドコンテンツの日記を書いているという感覚です。
なぜ月イチ更新のようなペースになっているのか。そしてそれがなぜ二回連続でサイドバーの話題なのか。そういった疑問があるでしょうか。私はあります。来月に期待です。
サイドバーを修正した理由としては、last.fm の画像サーバが半月ほど落ちっぱなしだったということがあげられます。背景画像のことはあきらめて、ウィークリー聴いたアーティストランキングの RSS をはてな RSS モジュールで出力すればいいやと思いました。しかし、ウィークリー聴いたアーティストランキングは、最小限の XML が提供されているだけで RSS にはなっていなかったので、GoogleAppEngine に、ウィークリー聴いたアーティストランキング最小限 XML を、ウィークリー聴いたアーティストランキング RSS2.0 に変換するアプリケーションを設置しました。
ここでとても楽しくなってきたので、ゲーマータグも RSS にしたいと思いました。ログインが必要な Xbox.com には触れずに、mygamercard.net の HTML から最近遊んだゲームを RSS で取得しようと思いました。mygamercard.net の HTML が崩れていたり一部の記号が IE でのみ文字化けしたりしながらも、どうにか出力できるようにはなったのですが、ローカルで RSS 作成のテストをしすぎたため、mygamercard.net にアクセス禁止措置、通称アク禁されてしまいました*1。楽しく作っていたのに、最後に寂しくなってしまいました。オー、ホルドンミー。結婚したい、誰かと。
あと、先月からよつばと！　を読んでいるのですが、気持ちが高ぶり、ウゥゥゥ〜と若い女性の霊が夜道であげているような甲高い音が喉の奥から漏れて疲れてしまうので、一話ずつ読んでいます。今はジャンボの妻が「ハーゲンダッツ」といったあとの休憩時間です。

よつばと! 9 (電撃コミックス)

*1:現在は last.fm にも mygamercard.net にも二時間ごとに一アクセスなので問題ないと思います。

髪も切った

髪切ったときに髪切った？　と言われるためには笑っていいともに出演しなければならないように、サイドバーを設置したときにサイドバー設置した？　と言われるためには更新しなければならないっ！　と思いました。右が賑やかになって楽しいです。はじめ、ゲーマータグ、last.fm ウィジェット、twitter の発言、ブックマークの四つを並べていたら自分のことばかりで恥ずかしくなってしまったので、サイドバーに表示させるためにはてなアンテナを作り直しました。久しぶりにはてなアンテナを使ってみると、思いのほか更新を早く拾ってくれて驚きました。RSS リーダーを使っていてもだいたい直接読みに行ったりするのだし、アンテナをまた使おうかな、と思いました。あと、さっきからよつばと！　を読んでいるのですが、気持ちが高ぶり、ウゥゥゥ〜と若い女性の霊が夜道であげているような甲高い音が喉の奥から漏れて疲れてしまうので、一話ずつ読んでいます。今はジャンボが「今晩は焼肉だ」といったあとの休憩時間です。

よつばと! 9 (電撃コミックス)

はてなパーカー欲しくない！

「翻っても翻っても青いパーカー」と誰かが詠っていたのが頭に残っていて、一人で家にいるときなど、たびたびリフレインされていた。その日、カーテンを閉め切った夕暮れの、がらんとした部屋の白い壁、よしかかりながら私は、翻してみようと思っていた。そうしなければならないと感じていた。しかし、私は青いパーカーを持っていなかった。青いパーカー欲しい！　ブルーのはてなパーカー欲しい！　厚手の定番ブルーのはてなパーカー欲しい！　ちょっとした上着がわりのブルーのはてなパーカー欲しい！　裏起毛ならではのやわらかな着心地とボリューム感のブルーのはてなパーカー欲しい！　綿35%、ポリエステル65%のブルーのはてなパーカー欲しい！　ああ！　はてなパーカーにブルーがない！　はてなパーカー欲しくない！
青いパーカー欲しい！　以降がサビです。