キラ☆キラ そのに

カーニバルやスワンソングはいきなり劇的な状況だし、プレイヤーを入り込ませるような主人公造形というわけでもない(と思う)しで、そのまま小説でもいけたというか、実際にカーニバルは小説版も出てたわけだよね。そこにきてキラ☆キラってのは、主人公は特別な境遇におかれてないし、学生生活から日本縦断バンドワゴンの旅までいわゆる日常描写が長いしで、主人公に入り込みやすい形になっていて、おもしろさはそのままに、人気エロゲーの様相を呈してきたなあという感じだったので、えー、ここで止めちゃうのー!? と思ったのよ。まあでも、最後のエロゲーだからこそわざわざそういう作りにしたということなのかしら。