バットマン アーカム・アサイラム

簡単操作でかっこいいアクションができるゲームらしいという情報しか知らなかった段階でなぜか購入した。簡単という言葉が情報に含まれていたためにさぞ簡単なのだろうと思っていたけど、遊んでみると、その簡単さはかっこよさに向けられていたのだと知らしめられた。ステルスが求められる場面で飛び出してしまっては、かっこよく乱舞しながらも結局は囲まれて銃殺される。筋肉こそ人一倍あるもののほぼ裸なので銃殺される。それは当然のことであり、別に難しいゲームではないので、結局いままでの文章は特に意味はない。
ちなみにほぼ裸だとはいっても、このゲームはバットマンの斜め上後ろ視点なので、普通に操作しているだけでは風になびく漆黒のマントしか見えない。たまに肉体を見たくなって左スティックを下に倒してこちらを向かせてしまうのもご愛嬌というものだ。
あと、部屋間の移動のときだったか、「now loading...」という表示が予想されるタイミングで「door opening...」と表示されたので、ロード時間皆無!! シームレス!! と思いながらなぜかガッツポーズをしてしまった。いつも避けているものに魅力が宿る瞬間は気持ちがいいよね。来年あたりからのバンダイナムコゲームスのゲームには「dot eating...」を予想したい(この感動すべき「door opening...」のスクリーンショットを下に貼りたかったんだけど、何度ドアを出入りしても再現できなかった。どうやら夢か幻覚だったようだ)。
もう少し一般性のある感想も書いておくと、開始直後のシーンがいきなり退屈でやる気を失いかけていたんだけど、中盤でそのシーンが反転して、バットマンとジョーカーは表裏一体だなあと自ずから感じさせられたので、ダークナイトがおもしろかったという感想とのシナジーが得られ、一転、好印象になった。
国内版もでるらしい(http://www.square-enix.co.jp/batmanarkhamasylum/)。
 

Batman: Arkham Asylum (輸入版:北米・アジア) - Xbox360

Batman: Arkham Asylum (輸入版:北米・アジア) - Xbox360