人気投票6位の相原岬がかわいいですね

でろでろ(4) (KCデラックス ヤングマガジン)

でろでろ(4) (KCデラックス ヤングマガジン)

中学生の日野耳雄君が、家族や友達には優しく楽しげに接し、幽霊には厳しく粗暴に殴りかかるこのマンガなわけだけど、三巻のころから帯に書いてあるオモシロコワイというキャッチフレーズのセンスのなさ! でろでろはコワさを題材にしてオモシロを書いてるマンガなので、コワオモシロイのほうがよさ気でねえか? という提案をするおれのセンスのなさ!!
ええと、サイトーさん(犬)と耳雄が入れ替わるのという状況がおもしろかったです。犬の名前としてならサイトーさんというのもありえるかと思っていたんだけど、その中身が日野耳雄という人間になったときに、日野がサイトーになっているという状況にシュールレアリスムを感じました。ニヤニヤしました。ああ、おれはついついこんなシュールな部分に目を向けてしまいがちなのですが、基本的にはシュールではなく、真っ当なオモシロコワマンガです。
ちなみに、しまいがちを変換すると姉妹勝ちになりますね。それだけです。さらに、シュールといえばシュールストレンミングとかいうニシンの缶詰が死ぬほど臭いそうで、そんなものは絶対嗅ぎたくありませんね。怖いもの見たさという気持ちはまだ解かるのですが、臭いもの嗅ぎたさという気持ちはまったくわかりません。ヤバそうな気体を鼻から入れちゃうのは死に急ぎすぎです。網膜に光を当てるのとは訳が違います。この段落はでろでろには無関係のようだな。