2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

萌理賞応募し損ね作品

http://q.hatena.ne.jp/1151442461 http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20060628/p2 <カムガム族> いつかのどこかのあるところ。じじじと聴こえるセミの声。ちちちとせせらぐ水の音。ざざざとざわめくトネリコの大樹。暑さでゆらめく景色のむこう、人里離れた…

この宇宙のこの地球がちょうど陰毛の先っちょあたり

ディアスポラの十の十五乗以上の次元にまたがる多元宇宙彫像がペニス型だとすると、それは彫像を形成する宇宙を観測する人間に成長する精子が作られる生殖器を模す彫像という入れ子構造だと解釈できる。 僕はこのメタペニスからのディアスポラを目指したい。

高度なサイエンスは高度なマジック

「では、シュレディンガーの猫を実演してみせましょう」 外界とそれなりに断絶された箱の中に、半減期が十分のセリウムと放射線検出器と青酸ガス発生装置と猫とをうやうやしい動作で入れると、私は箱の前に立ってゆっくりと話し始めた。 「箱の中を観測でき…

ヤンガース・カム・ヒア

ローグライク……ローグライク! 違う。ローグライクではない。ダンジョウクロウルもネットハックも大元のローグもおっぱいがいっぱいイズナもほとんどやったことはなく、チュンソフト製ローグライクであるトルネコの大冒険及びその派生作品がおれのローグライ…

グレー・レンズマン

アリシアに赴いて一連の精密な検査を受けてレンズを授けられるという経緯は、メガネ屋に赴いて一連の精密な検査を受けてメガネを受け取るという経緯に類似しており、レンズマンを好くものはメガネをも讃えるべきです。さらに、レンズは精神感応力に密接に関…

トナカイ・イズ・デッド

季節外れも甚だしいけど、クリスマスにおけるトナカイの露出が年々減っているような気がするというこの感覚。それはきっとおれが年をとったというだけのことだろうな。おれが子どものころにもトナカイの露出は同程度だったし、ミニスカサンタの太ももの露出…

額に書くべき文字は『額』

おれのアストラル体がのび太の尿道に入っていた頃に、テレビの向こう側でハルヒがはつらつと唄っていて大変盛り上がったらしいので、さっきユーチューブで見た。 ハルヒの顔がおもしれえなあ。片や号泣、片や熱唱という違いはあるけど、いきなり号泣して視聴…

おれの考えた秘密道具

尿道タイムマシン ガリバートンネルをつかってのび太の尿道からハイパースペースに入るタイムマシン。「ハイパースペース航行中にタイムマシンから落っこちたらのび太君の精子になっちゃうんだぁ」と水田わさびに聞かされ、みんな落ちたくなくて必死。でもめ…

断章のグリムI 灰かぶり

物語から個性を取り除くと原型だけが残り、物語の原型に近いものとして神話や童話がある。したがって、おっそろしい悪夢が、神の意識の深層から浮かび上がるにともなって劣化し、最後に残った悪夢の原型だけが現実にあらわれて事件が起こると、それはまるで…

シャルウィークルクルミラクルダンス?

右にθ°曲がるかわりに左に(360−θ)°曲がり、左にφ°曲がるかわりに右に(360−φ)°曲がるように心がければ、日々のウォーキングが軽やかなステップに!

ワールドカップ

一万年と二千年前からウルグアイを応援していたが、八千年過ぎた頃にオーストラリアに負けた。ならばと人間の本質であるところの肌の色がおれと同じ日本チームを応援すれば、今日初戦でオーストラリアに負けた。うぐぐ、ヒディングのガッツポーズ再び。は、…

ザ・イエローモンキー

猿のオナニーのように、略してオナニーのようにカルチョビットに耽っていたら、いつのまにやらワールドカップまで始まったので、まさにサムライブルーという感じの青白い顔をしているおれ(フェイスペイント要らず)は、日本戦はもちろんこと、テレビでやっ…

太陽の塔

世の大学生協の書店は、十二月の中ごろのクリスマスフェアでこの本を猛プッシュするべきなんじゃないですかね。これはエロス的愛に支配されたクリスマスにぴったりの書というわけではまったくないけど、というか寝る間を惜しんでのべつまくなしくんずほぐれ…

カルチョビット

ドイツ戦の数日前に買った数日後、テレ朝で四時半に始まるドイツ戦の時間までカルチョビットをやってようと思ったんだけど、これが思った以上におもしろくて、ドイツ戦をテレビで流しながらも意識はカルチョビットに釘付け。エコノミークラスの人のゴールよ…