名前

ベッキー、空を駆ける。

便座に座り、力を込め、肛門ににゅるりという感覚を覚え、ぽちゃんという音が鳴ったそのときにはまだ、肛門からこぼれ落ちたモノの正体を誰も知らない。多くの人は、自身のトイレライフの経験から、その何かはスカトロジーの担い手たるうんこであろうと帰納的に導き出すわけですが、僕はそうはいきません。僕は碁石を肛門からこぼれ落とすという稀有な経験*1をしたことがあるので、短絡的にそれがうんこだろうと決め付ける気にはなれずに、今日は何が出るのかな? と内心わくわくしながら便器をのぞき込むのです。もしかしたら、加藤茶さんを小さくしたようなおっさんが便器の水の中でおぼれてゴボゴボ言ってるんじゃないかとか、TEATIME のエロゲキャラクターのように二次元と三次元の良いところを兼ね備えた美少女が水浴びでもしているんじゃないかとか、カンブリア紀の海のように原始的な魚が泳いでいて生命の素晴らしさを感じさせてくれるのではないかとか。しかしそんな期待もむなしく、今日もまたうんこでした。こんばんは。
先日、りゅうおう容疑者さんへ、という Musical Baton の渡され方をしたときに、りゅうおう容疑者さんという呼ばれ方にそこはかとない恥ずかしさを感じました(バトンを頂いたこと自体は天にも昇る心地、ふわぁ〜ん)。これはおそらく、りゅうおうというキャラクターは好きではあるけれど、自称したいほどに好きではないということを示しているんだと思います。もともと、日記のタイトルをせかいの はんぶんを おまえに やろうにしたために、それに付随してプロフィールもりゅうおうにすることで統一感を持たせていたというものなので、それをハンドルネームとして使用していこうとはあまり考えていなかったわけです。なので、ここいらでハンドルネームらしいハンドルネームでもひとつ考案してみようかと考えました。あー、日記のタイトルは変えませんよ。好きですから。
ハンドルネーム作成における最優先事項は、僕から自然と滲み出てきやがる絡みにくいオーラを少しでも誤魔化せる、呼びやすくて絡みやすい名前にするということなので、明るさと絡みやすさを擬人化したような存在、ベッキーさんの名前を拝借しようと決断したのはもはや必然と言ってもいいでしょう。そういえば、プロフィール画像のりゅうおうの目を黒塗りにしているあたりに、僕の心の閉ざしっぷりがひしひしと感じられますね。
そんなこんなで、本名の渡辺と、ベッキーさんで、ナベッキーとかワタナベッキーとかそんな感じの名前を自称する事にしました。で、フルネームは渡辺レベッカ。いやまあ男なんですけどね。ベッキーファンごめん。芸能人のベッキーファンは、僕のベッキーぱにぽにベッキーに由来するものだと思って、ぱにぽにベッキーファンは、僕のベッキーは芸能人のベッキーに由来するものだとでも思って目を逸らせばいいと思います。
そんなナベッキー、今日は『サマー/タイム/トラベラー』を読みました。

*1:碁石を飲み込んでしまっていたらしい。どこにも詰まらずによく肛門まで出てきてくれたものだと感動した。