左に曲がれないという設定の少女が夢に出てきて、ああこの娘は左に曲がれなくてかわいそうだなあと電信柱の影から同情しながら観察していると、三叉路でおれをあざけるようなニヒルな表情をして左に曲がったので、おれはびっくりしてしまって、電柱の影から…
ワールドカップ決勝で僕がフリーキックを直接決めた瞬間に試合が終わったので急いで学校に戻って椅子に座ると、いきなり椅子ごと体が宙に浮いて成層圏くらいまで行っちゃったので、仕方なくシャンプーを始めると、隣りの席の若槻千夏に「おい、筆箱貸せよ」…
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