高校のときのマイフレンド

モーオタでロリコンで、でも性格は明るくて喋りは面白くて、クラスの人気者だった彼は、今ごろどうしてるだろうか。
『オタ』と『クラスの人気者』という相反する二つの要素を、それぞれ非常に高いレベルで両立させていた彼。輪の中心になってワイワイやってるかと思えば、教室の隅に固まるオタグループ(おれを含有)と一緒にMTGをやったりして。高校生当時のおれには、そんな彼は完璧超人にしか見えなくて、少なからず憧れを抱いていた気がする。いや、今もだ。今だって『クラスの人気者』になりたい気持ちは無くしちゃいないっちゅうねん。アホか。