ケロロ軍曹 第51話「ケロロ小隊 撤退!さらばペコポンよであります」

二か月分くらい溜まっていたビデオを徐々に消化して、とりあえず、第一期の最終回まで見た。
各キャラごとの個性の出ている別れのシーンが感動的で、特に、ケロン人のハイテク機器の力で記憶や痕跡ををすべて消したにも関わらず、ケロロのことを覚えていた冬樹、これはいいよ、本当に泣かせるね。自室でオカルト本を読んでいる時に何か思い立って地下室に走りこんで、そこに残されたジオングのプラモを見つけて、「ぼくには、忘れちゃいけない大切な友達がいた気がする」とか言っちゃうわけです。この「気がする」の部分が、忘れちゃいけないと言いつつも忘れてしまった悲しさを表していて、そのときのおれの顔はボロ泣きの滝。そして最後にはケロロらしいオチがついて、また楽しい日常に戻る、と。いやあ、大変よろしい最終回でございました。ナイスプレイ。
つーかもう、あまりにも素晴らしい最終回だったので、ここで本当に終わったほうが良かったんじゃねえのと思ってしまった。第二期でも原作でもこれ以上の最終回はない気がするよ。