アッラー

メガネのことをメガネっ娘を構成するただの萌えパーツだと思ったら大間違いで、その本来の役目は視力のアップを図るためのものであるということはあまり知られていないのですが、幸いにしてそのことを知っていたインテリゲンチャな僕は視力をアップさせるためだけにメガネを装着して日々を過ごしています。メガネというものは、かけはじめたころの違和感や重量感は大変不快なものなのですが、長い間かけつづけているとアッラー不思議! だんだん自分 with メガネという存在が当たり前のもののように思えてきて、果てはメガネをかけていないときですらメガネをかけているような気分になるのです。幻覚。メガネを外していると視界はべらぼうにぼやけているので冷静に考えれば裸眼であることは明らかなはずなのに、まさか自分はメガネをかけていないのではないか、などというあまりにも突飛な想像は到底できるはずもなく、おもむろにメガネポジションを直そうとして空振ったりするわけですね。メガネを仕舞おうとしてメガネケースを開けて、すでに仕舞われていたメガネを発見し、「メガネが二個になった! やばい」と驚愕したりするわけですね。わんばんこ。

追記

「その本来の役目は視力のアップを図るため」っていうのは、メガネに裸眼の視力アップ効果があるとかいうトンデモ話ではなく、ただ単にメガネをかければよく見えるっていう当たり前のことを言いたかっただけですぜ。そしてそれをマイナーな知識っぽく扱うという小ボケですね。はい、ボケの説明をするという禁忌を犯してしまいましたが、いやまあ、ちょっと気になったものでね。わちにんこ。