第八話「グロリアス・ブリリアンス」

反政府組織のおばちゃんが「“たったひとつの冴えたやり方” というわけね」と言うシーンに、おれが驚きを隠せなかったのは、ただ “たったひとつの冴えたやり方” って言わせたいだけなのがはっきりと感じられるほどに脈絡も突拍子もなかったからで、これがプロの仕事とは到底思えないなーというがっかりした気持ちを抱いたのであり、それ以後の五分間くらいは放心状態で顔が引きつってサブイボぶつぶつでどんな話だったかまったく記憶にない程でしたよ。ガッデム。ふざけんな。怒髪は天を衝きまくり。シナリオが詰まらないのであれば、関心を持たないだけのことなので、こうやってわざわざ日記で触れたりはしないわけだが、このとち狂ったパロディには怒り心頭に連発であり、文句のひとつも言いたくなる。
などとプンスカしながらテレビを見ていたら、大竹佑季の Greensleeves がかかってて落ち着いた(ここで視聴できる)。身元不明で歯車仕掛けな女凶手ジェーン・ドゥ*1よろしく、脳内ミュージックプレイヤーで Greensleeves を再生するとしよう。

*1:SEVEN-BRIDGEのデコ担当