ブックブク

世迷言

第二次世界大戦時のイギリスの首相であり、ノーベル文学賞を受賞した作家でもあり、「一国の宰相となるよりも、ダービー馬のオーナーになる方が困難である」という名言を残した偉人でもある中学生、id:churchillさんから、Book Batonがピューって飛んできました。ピューって。受け取ったぜ、そのバトン。んで、回答に滞ると鮮度が落ちるので、キャッチアンドリリースの精神を発揮して迅速に答えて即座に渡そうと思います。それでは早速いくよ。

持っている本の冊数

そそくさと数えたところ、小説が200冊ほど、マンガが400冊ほど、あとは雑誌とかゲームの攻略本とか雑学本とかが合わせて100冊くらい。最近は図書館読みが多くてあまり増えない。以下は、主に小説について答えたいと思います。

今読みかけの本 or 読もうと思っている本

床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)

床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち〈上〉

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち〈上〉

蠅の王 (新潮文庫)

蠅の王 (新潮文庫)

小説ドラゴンクエスト5―天空の花嫁〈1〉 (ドラゴンクエストノベルズ)

小説ドラゴンクエスト5―天空の花嫁〈1〉 (ドラゴンクエストノベルズ)

ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

の五つが読みかけの本。最近は、本を読み始めるとすぐ寝てしまうというどうしようもなく酷い癖が付いてしまった所為で、全然読み進められない。本を一冊与えてくれれば、一日二十四時間睡眠という偉業さえ成し遂げられそうな気がするよ。寝たきりの植物人間です、こんばんは！
で、この五つの中では、まだ上巻の230ページくらいまでしか読んでいないのですが、ウォーターシップ・ダウンのうさぎたちが一番おもしろい。ファイバーといううさぎが予知した未知の脅威から逃げるために、住み慣れた村を離れて新天地を求めるうさぎたちの冒険譚で、とにかくうさぎたちがかわいくてかっこいい。捕食動物たちや人間の仕掛けた罠などを知恵と勇気でくぐり抜けてゆく様には興奮を禁じえません。もう、どっきどき。話が上手なダンデライアンといううさぎが、仲間たちを鼓舞するためにところどころで話し聞かせる、うさぎの王 “エル・アライラー” の伝説も非常に効果的で、読者の気分もいっしょに鼓舞してくれます。もう、どっきどき。読み終わったら、心に残っている本5冊に入れたいくらい。
読もうと思ってる本は何十冊もあるので割愛。キリがない。

最後に買った本(既読、未読問わず)

床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)

床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)

大学生協に岩波少年文庫が大量に入荷されていたのでその中から衝動買いした一冊。ナルニアなんて全巻セットが四つくらい置いてあったよ。

特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)

  • そにょいち

ブギーポップは笑わない (電撃文庫 (0231))

ブギーポップは笑わない (電撃文庫 (0231))

これを挙げないわけにはいかないでしょう。僕らの原点たる本ですよ。もう何年も読んでいませんが、当時の興奮は忘れられないです。当時は、エコーズに、そして宇宙に思いを馳せたものです。

  • そにょに

大沢さんに好かれたい。 (角川スニーカー文庫)

大沢さんに好かれたい。 (角川スニーカー文庫)

桑マン作品をひとつ挙げようと思って、神様家族一巻とどちらにしようかさんざん迷った末に、大沢さんにしました。こちらの方がヒロインが好きだという理由で。文学少女、萌、え。九月に大沢さんの二巻が出るという話を聞いて、あれだけ綺麗に終わった小説の続編なんてものをなんで書くんだよバカー！　と思いましたが、おもしろけりゃ文句はないので楽しみにしてます。

  • そにょさん

われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)

われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)

ASIMO作品をひとつ挙げようと思って、ファウンデーションとどちらにしようかさんざん迷った末に、われはロボットにしました。この本に出てくるロビイというお手伝いロボットが、ドラ映画の、のび太とロボット王国に出てたなあと思い出したという理由で。論理的に物事を考える人間的なロボットという概念は、この本あたりから始まりました。あと、うろ覚えですが、これがおれの初SFだったような気がするので、そういった意味でも思い入れが強い本です。映画のI,robotは見ていないのでウィル・スミスなど知らん。

  • そにょよん

猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)

猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)

宇宙ステーションに住むスカイウォーカーという猫が地球を目指す話で、燃える。動物はいい。

  • そにょご

宇宙消失 (創元SF文庫)

宇宙消失 (創元SF文庫)

ナノマシンで作られたモッドというツールで精神を制御したり、量子力学による意識の重ね合わせと収縮を描いたりとか、そんな話だった。イーガンで一番おもしろいと思います。

  • 感想

毎月少なくとも五冊くらいは読んでいるはずなんだけど、思い入れのある本と言われると驚くほど思い浮かばなくてびつくりしました。あと、この五冊よりもウォーターシップをおすすめしたい、そんな気持ちです。

次にまわす人5人まで

このバトン、実はreading batonと中身が大分被っているのですが、そんなことを気にしていてもシャーないので、とりあえずbook batonを受け取っていない本読み五人の方に渡します。スルーするのもいいさ。れいによって面識とかは一切気にしない。だっておれ以外は全部スクリプトなんでしょ？　おれって最後の人類なんでしょ？　おれの骨からイヴを作って新時代のアダムとイヴなんでしょ？