ステッパーズ・ストップいぐね? いぐね?

失恋してもラヴィン・ユーのプロモーションビデオことスウィングガールズを見た。竹中直人の教えを受けた樹里、上野樹里一行が横断歩道や布団たたきやバックオーライでジャズのリズムを体得していくくだりが気持ちいい。教会で足腰の悪いばあさんがいきなり杖を投げ捨てて背筋を伸ばして大声でゴスペルを唄いだすのをみたような気分で、音楽っていいねマインドを刺激された。
id:lu-and-cy:20051104#p1さんで存在に気づいた雪道*1をやってました。ステッパーズ・ストップ*2のゲームは、ウィンドウが小さくてシステムが単純なので、軽い気持ちでプレイできる。フリーソフトでウィンドウがでかいと、おいおいフリーソフトにディスプレイと心を占有されたくねえよみたいな気になって面倒くさくなるので、ウィンドウの小ささっていうのはは実はかなり重要だ。そしてそんな小さいウィンドウでも問題なくプレイできるシステムの単純さもありがたい。あと、テキストとグラフィックのかもしだす雰囲気もおれ*3にはとても入り込みやすくてありがたい。雪道もそんなゲーム。おれはまだアナザーでレベルあげしてるとこで、だいたい1800歩くらいだ。readme.txtを読んでなかったので、ボスから逃げられると思わずに、1100歩目で挑みまくってたのがアホらしい。さすがに1100歩では勝てないと思うけど、ぎりぎり勝てるくらいのバランスな気もする。というかおれはそもそも勝ってないのに何を言っている。
そしてステッパーズ・ストップといえば、おれにとって人生フリゲ内ベストなアドレナリンどぴゅどぴゅもののゲームであるフォーリング★スター*4を思い出す。上記の雪道にスピード感をプラスしたようなゲームで、笑ってテンションをあげることで、読めないほどの圧倒的なスピードで文字が下から上へ流れて、それを見たプレイヤーも笑ってテンションがあがるという快感ゲーム。死にたいとかいってる奴は、このゲームで笑うことを選択すればいいじゃん。画面に表示されたテンション>>Highがおまえのテンションだ。笑っとけ笑っとけ。ははははは。そんな感じ。そうそう、テンションと言えばドラクエ8を思い出すけど、フォーリング★スターのテンションシステムのほうがよほど優れている。なによりテンションを上げるためのコマンドが笑うであるというこのセンスが素晴らしい。笑うを選択したプレイヤーは笑ったような気持ちになってテンションがあがるということを考えて作っているに違いない。キャラクターとプレイヤーを同期させて感情移入させるには、コマンドの名前にさえ気を配らなければならない。これがドラクエ8のようにためるではテンションにつながらないからね。まあ、ドラクエの場合はイメージがあるから、わらう*5は無理なんだろうけど。あと、フォーリング★スターはある武器に関する演出が燃えるので武器は鍛えよう。

*1:http://f8.aaa.livedoor.jp/~sanctuar/(リンク先がパラメータ・サンクチュアリとなってるけど、これはステッパーズ・ストップの別サイト)

*2:http://www.geocities.jp/steppersstop/

*3:二十代。西尾維新を読んでいる。その他もろもろ。

*4:http://www.geocities.jp/steppersstop/am/f_star/f_star.html

*5:ドラクエはコマンドがひらがな