ひぐらし

鬼隠し編(第一話)をやった。
まず、この ToHeart 直後のような二十世紀臭の漂う類型的キャラクターとの掛け合いと、その場の雰囲気をプレイヤーにおしつけてくるシンプルで主張の強いズンチャカズンチャカなBGMとで、長い時間やっていると脳が腐って溶けて耳から垂れそうだと思った。数日前にやった SWAN SONG の場合は、ストーリーに没入しすぎた結果として呆けた表情になっていたんだけど、ひぐらしの場合は、類型的キャラクターを見せることによってオタクを自分の属するコミュニティの類型に直面させて自己嫌悪に陥らせるという強力な間接的オタ攻撃を回避して自分の脳を護るために心を無にしてその結果として呆けた表情になった。これはなんなんだ。これが人気だというならばほかのすべてのノベルゲーが浮かばれない。おれは泣きそうだ。
う、う、うえーーーーん。
と涙で視界をぼやけさせながらも、人気があるのだから、事件描写やらなんやらが壮絶に怖かったりするのかもしれないなあとプレイを続けていたら、たしかにこれは怖い。思ってた以上に怖いじゃないかよ。
目の色が変わったよ(ダブルミーニング)。
では、二話をやってきます。