らくえん

エロゲー制作現場に、もしくは舞台裏というものにあんまり興味がなく、「ウゥーーーップス! なんとエロゲー制作の舞台裏が明らかに! ウゥーーーップスアゲイン! そればかりか製作会社であるテラルナーの解散という現実との関係まで邪推できるー!」みたいな感想を抱かなかったのが残念だぜ。へへっ。というわけで、このゲーム一番の売りを楽しめてない感じはするのですが、それでも、おもしろいゲームだと評価されて妥当だと思うことが可能なゲームでした。おもしろかったと言い換えてもいいです。シナリオによって違うんですけど、ダメな主人公がやりたいことをみっけて頑張る成長譚という印象で、エロゲー制作が舞台だったり2ちゃんの言葉使いが頻出はしますが、すげえ真っ当なお話です。というか、エロゲーなんて主人公は大抵ダメな奴なので、シナリオの山場としてのでっかいイベントを経験したら、見てる方としては、主人公が成長したという印象を抱くことがおおむね可能ですね。
個人的には、ヤラハタを疾うにすぎて感性が凝り固まってきたんだと思うんですけど、真っ当すぎて理想とは違うぜという感じ。主人公がヘボいのは苦手かもしれないなあ。非現実的なことが起こらないのは苦手かもしれないなあ。どれだけ現実逃避をしたいのかおれは。
前置きはこれくらいにして、要点だけをひとことで語ると、「亜紀がとてもかわいい」

らくえん ~あいかわらずなぼく。の場合~

らくえん ~あいかわらずなぼく。の場合~