愛と勇気とかしわもち

三分ゲーらしく三分ほどやってみた。ファミ通クロスレビューよりも遥かに短いであろうプレイ時間で、クロスもせず、また点数もつけないレビューというわけで、そもそもファミ通クロスレビューと対比させた意味がわからないただの感想なんだけど、まあとにかく三分ゲーなのだから三分で感想を書こうかとい思ったのだ。いやしかし、三分という制約は作者と企画者のものであって、プレイヤーは好きなだけ好きなように楽しめばいいじゃないかというのがまっとうな考え方だろう。ということで、やっぱり数十分やった。
パズル部分はいい具合の三分ゲー(というかパズルならたいていは三分ゲーと言える)だけど、ストーリー部分が、おそらく恐怖の演出だと思うんだけど、テキスト表示速度が遅い。だいたいおれは二十文字/secくらいのスピードで読むので、一文字/secくらいのテキスト表示速度に固定されると、一文字ごとに零点九五秒ものフリータイムがある。一文字ごとに腕立て一回はできそうなくらい。おれがせっかちなのかもしれないけど、あんまり望ましい演出じゃない。早くストーリーの先を見たいから任意のスピードで読ませろというのももちろんだけど、そもそもこれはパズルゲームなので、はやく次のパズルプレイをしたいという気持ちもある。
これってRPGのストーリーうざいって話とも関連して、テキストアドベンチャー以外にテキスト主体のストーリーをふんだんに盛り込むってのは、常に反感が付きまとうものだよなあと思った。