ゼノサーガ2の売上不振で、ナムコ赤字だとぅ

13億もの赤字が、ゼノサーガエピソード2(以下、ep2)が売り上げ見込みを大幅に下回ったせいだというような論調になってるけど、それは違うんじゃないかITmediaの中の人よ。おれはゼノオタとして、ゼノを一生懸命擁護するぞこらー。
さて、さし当たっての問題は、13億もの赤字が本当にep2によるものなのかという疑問だ。そこで、13億円という数字は、いったいep2何本分なのかということを考えてみる。ep2の卸値が大体4000円(定価の半分くらい)程度だとして、さくっと計算してみた。

  • 1,300,000,000÷4,000≒300,000

なんと30万! ep2がすでに30万本くらい売れていることを考えれば、ナムコゼノサーガエピソード2〜善悪の彼岸〜への売り上げ見込み(目標ではなくて)は、最低でも60万本以上だったということになってしまう。しかしながら、ep1の国内での売り上げが確か50万本くらいだったことを考慮しれば、ep2への売り上げ見込みはせいぜい40万本くらいでだっただろうと推測される。そして、ep2が、あと10万本売れていたとしても、赤字は9億も残るのだ。
ということで、ep2が見込み通りに売れたとしても、今期のナムコは赤字じゃボケー!
とはいえ、見込みを下回ったっていうのは確かなんだろうなあ。まあ、ゼノはアレだ、欧米で売れるからいいんだよきっと。ep1もそうだったし。欧米では、邪神像付き限定版なんて出ないだろうから、きっとゲーマーに冷ややかな目で見られることもないはずだ。
あと、確かバテン・カイトスの北米版が最近発売されたんだけど、評価のほどはどうなんだろうかねえ。GCのみでの発売ということで、日本では日の目を見なかったゲームだけど、独特のカードバトルシステムや、驚愕のどんでんがえしがあるシナリオとか、すげえ面白かったんだよなあ。先日発売された設定資料集も、本屋で、買おうか買うまいか5分くらい迷った(結局買ってないけど)。実際、ゼノより良く出来てるゲームだと思う。高橋哲哉がいる分だけ、個人的にはゼノの方が好きだというだけでね。つーか、これが北米で売れてくれないと、そろそろモノリスはやばいんじゃないかと心配してるおれ。
バテンがんばれ。ゼノアニメもがんばれ。作画が崩れてアニメ版邪神像にならないようにがんばれ。