AIR 第9話「つき -moon- 」

命が尽きかけている八百比丘尼の前で下手なお手玉をひたすら繰り返す神奈。満月を背に、矢の雨に射抜かれて霊山の僧の呪いにかかる神奈。明かされる翼人の秘密。魂寄せの呪法で明らかになる神奈の見続ける夢。翼人の魂の輪廻。子作りのお手伝い。どの演出も素晴らしい。泣いた震えた、神アニ京アニ。summer編に関してだけ言えば原作を超えている。
そしてair編開始だ。国崎往人の記憶をうっすらと引き継ぎつつ目覚めるそら。そこに現れる観鈴ちんとの出会い。いやー、久しぶりに見る観鈴ちんの笑顔のまぶしいことまぶしいこと(笑。その後、そらを肩に乗せた観鈴ちんが「よーい、どん」と言って歩き出し、セピア色の背景の上に徐々に表示される『AIR』の文字。感動した。まさか、根本的によーいどんエンドの存在しえないアニメ版AIRで「よーい、どん」を聞けるとは思わなかったよ。超グッジョブ。
・・・あー、ついに長いプロローグが終わったんだよなあ。来週から始まるair編を見るのが恐い。もう、ゴールへのカウントダウンみたいなものだからね。