極上生徒会は黒田洋介ががんばりすぎなきゃええねん

おいちゃんは、このアニメが終盤で熱い方向に盛り上がったりしなければいいと思うわけですね、はい。北海道の民であるわしはまだ一話しか拝見できていないんですけれど、その一話から感じるまったりとしてどたばたな雰囲気は貴重で素晴らしいので、それを壊すような激しくアクロバティックな展開は望まないのです。例えば、プッチャンの正体にSF風ななにかを与えたりしてしまうとか、そいつはトゥーバッド! ぶち壊し! もしそんなことになればぼくはガッカリするのであり、蘭道たちがまったりと学園生活を送りつつ、たまに放火魔と書かれたキャップをかぶった放火魔が学園に現れるような、そんな今の空気を保ってほしいと、そう思うのです、なまら。
あと、さて次の企画は:木村カエラへのオタク人気は「ぬいぐるみと話す女子」だからで挙げられているような六大勘違いや妖精視線によって、おれも木村に好意は持ちかけたんだけど、やはりモデルであるという非オタ的設定*1から好きにはなりきれなかった。
その点、蘭道はアニメのキャラクターであるから、設定や外見は男(特にオタク)に好かれるために作られていて、さらに六大勘違いも抱く事ができるという理想的なキャラクターだ。だがしかし、ここで話は戻る。もしプッチャンに腹話術の人形以外の物語的意味が与えられてしまえばどうだろう。もう蘭道はただのぬいぐるみ女子ではなくなり、六大勘違いによる好意は感じなくなるかもよ? テンプテーションの見切りを覚えてロックブーケに対峙するような感覚かもよ? そんな凡キャラは、乱れ雪月花を連発して瞬殺しちゃうぞ。

追記

id:mhk:20050415#p3 さんのへぼーい、ゲラゲラという表現がいいなあ。極上生徒会の魅力を、読点を含めてたった九文字で完璧に表してるよ。すごーい、ゲラゲラ。

*1:現実に触れる事が出来ないものが事実であっても嘘であってもおれには関係ないので、アイドルやモデルの現実の経歴もアニメキャラの設定も、等しく設定と捉えるのだ。