日記エレベーター

この北海道にもついに初夏が訪れて、若者たちが半袖で町を闊歩し、ハードゲイたちがタンクトップで夜の街に繰り出すのが目に付くようになってきました。そういった浅黒い肌をした人々とは相容れない雪のような肌の僕は、屋内で長袖でアニメマンガ小説ゲームを見たり読んだり読んだりやったりしてるわけです。録画しておいた、ハイセンスな笑いの極上生徒会と、女の子が絶頂を迎えまくるアクエリオンと、どっきり的いじめのエウレカセブンを見て笑っているのです。あーおもしろ。
そういえば、昨日のK-1はすごかったですね。バンナの右の額にキウイ大のたんこぶができてうわあ痛そうと思っていたのも束の間、それが時間とともにどんどん大きくなっていって最終的にマンゴーくらいの大きさになったときにはもう額にこぶが収まってなくてまぶたも頭をもっこりしてたものだから、さすがに気持ち悪くなって僕はテレビを見ていられませんでした。スイッチオフ。僕の脳内勘ピュータによると、今頃はバンナ本体よりもこぶの方が大きくなっているに違いありません。そして、あと数ヶ月くらい経てばこぶが巨大になりすぎて自重を支えきれずにつぶれて、また大きくなってはつぶれてを繰り返しているうちにこぶは自身のシュバルツシルト半径の内側にスッポリと収まってしまってブラックホール一丁あがりとなるでしょう。だからみんな逃げたほうがいいよ、この太陽系を離れて遠くへ遠くへ揺れてる稲穂の海。
というくらいの状況にならないと宇宙開発は進まないんだろう。莫大な金がかかるからね。でもおれは宇宙開発が遅々として進まない現状にこう言いたいよ。ミサイルよりもロケットを撃てよ、エレベーターより軌道エレベーターを作れよ、と。軍事費をもうちょっと削れよ、二、三階建ての建物にエレベーターを作るなよ、と。
この文章は自慰直後の右手で打鍵しました。
いや嘘だ。なんとなく何の脈絡もない下ネタオチを書きたくなるのが男の悪いところだ。
いや嘘だ。男すべてがそうなのではない。おれがそうなだけだ。ただの日記のくせに一般化なんて大それたことをするのはよくない。
さて、もう嘘は御免だ。真実を書こう。
この文章は自慰直後の左手で打鍵しました。