ベルウィックサーガ 完了

今しがたクリアした。以下感想。
五ターンごとのセーブ機能はいかにもとってつけたようで中途半端だった。確かに難易度は高いが、こう頻繁にセーブできるとなると、戦略はそれなりに練る程度で、あとはリセットを繰り返すだけという非常にストレスの溜まる戦術になってしまう。イライラしっぱなしである。だが、それがいい
FEやTSといったゲームは、ただでさえユニットがひとりでも死んだらリセットという制約をかけてプレイする人が多いにも関わらず、今作ベルウィックサーガにはターン制限などの制約があるマップが多く、ターンに追われてヒィヒィ言いながらも誰も死なないようにと無理のあるプレイをせざるを得ない。マップ攻略にまったくゆとりが持てないのだ。だが、それがいい
武器も盾もいきなり壊れるし、攻撃も回避も期待通りに行かない。なにかの確率が100パーセントという状況がほとんどなく、常に、当たってくれ壊れないでくれ避けてくれなどと祈りながらプレイする破目になる。だが、それがいい
ネタバレになるので詳しくは語らないが、シナリオも爽快感に欠ける。主人公はあくまで辺境の一公子なので、兵は少ないし、重要な敵キャラとは戦えない。戦争の大勢は二、三行のテキストで勝手に進んでいく。だが、それがいい
それら全部がいい。