ゲルマニウム

外国語の単位を落としてはまた別の言語を受けて再び落としてを繰り返して、一応ハンガリー語ポーランド語とフランス語とチェコ語を経験したので、それに英語と日本語を加えると、百歩譲ればヘクサリンガルということになるわけだけど、まあそれはそれとして、この狭いジ・アースには言語が多すぎるので、日本以外沈没とかして日本語だけにならねえかなあ。あ、オタのネーミングセンスの根幹を成すほどにかっこいい響きのドイツ語はキープしたいからドイツは残す。シュワルツシルトとか名付ければ燃えー燃えー。いやあそれにしても日本とドイツが世界制覇なんて、悲願じゃないですか。そしてそうなれば新生児の名前にもかなりの影響が出るでしょう。現代はレッサーパンダブームにより颯太という名の赤ちゃんが氾濫しているわけですが、ドイツがブームとなればドイツという名前の赤子が日本中に溢れ帰り、それに平々凡々たる苗字を組み合わせた鈴木ドイツという名前は、現代でいうところの鈴木颯太と同レベルのありがちな名前になるので、ライターの鈴木ドイツ氏は有事に備えて改名の準備をするべきだと本人にメールで忠告してさしあげようかとも思ったが、現代において颯太という名前は、ペンネームとしてならそのあまりの安直さが異彩を放っていて逆におもしろいような気がするので、ドイツだって悪くない。