記事志向ではない

高橋名人が 10回/sec くらいのそれなりの連射をひたすら地味に続けているその前にヒューマンビートボックスという職業のおじさんがヒップホッパーらしい不遜な態度で現れて何を始めるのかと思えばふしゅうふしゅうと素人目にも下手エクスクレメントだとわかるボイスパーカッションを始めやがったのを見て、どうせやるのならぶぴぃぶぴぃとボイス BEEP 音に挑戦してくれれば少しはおもしろいものになったんじゃないかと思い、さらに高橋名人には一切トークが無しだったのでがっかりした。で、お馴染みのポップジャムを昨日見ました。でも、高橋名人が連射を始めて会場がざわめいたときの雰囲気はよかった。ざわ…ざわ…
アルファシステム大好きっ子のおれは HTB の深夜放送という未曾有のアニメ、ガンパレードオーケストラの一話を当然見たわけですが、最初と最後が若本ボイスであるハードボイルドペンギンのひとことという無理矢理力技でインパクトを与える安易な作りだったので、これではこの先頼りなくて仕方がないので、ここは幻獣さんに札幌まで攻めてきてもらってご当地アニメとして楽しみたいのですが、どうなの? 来てくれないの?
エウレカがおもしろくなってきたらしいですが、そんなアニメはアネモネがジャムをペロリレロリと舐めたりエウレカがツンだったり精神世界をフラリヒラリと彷徨ったり絶望病はやばいねこりゃなどといっていた二ヶ月ほど前からまったく見ていないという話で、万が一おもしろくなってきたならばまた見ようとは思っていたので、そのときが来たのかという感じだ。レントンエウレカが告白? みたいな話でレントンが男らしく? なってもう「姉さん」と頼りなくつぶやいたりしない? のならば、おれはレントン先輩と呼ばなければならない。あと、そんなおれがエウレカで好きなのはエウレカの娘の金髪幼女です。以前タルホがえろいとか書いた記憶があるけど、そんなものははてなの人に合わせて書いた(ハハハ、それは空気を読みすぎというものであろう、ハハハ(ハハハサンドメソッド!!))だけであってあんなオサレセクシーになど興味はぬぬぬ。
ディアスポラは各部の終わりのセリフが燃えるので素晴らしい。各部で語られるイメージや理論におおおおおと興奮しながら読んでいた自分の理解のさらに上位をさらりといくひと言で圧巻だ。ブランカにしろオーランドクローンにしろね。まだ読み終わってない(あとは八部だ)おれはちまちま読みすぎだ。ついついほかの読みやすい本をさらりと読んでまうねんで? いやディアスポラも最初の30ページくらいがとっつきにくいのと、トーラス上に引いた線とかマクロ球の視覚とかを納得できる感じにうまくイメージできなくて悩んだり紙に書いたりする以外は読みやすい。連作短編の形になってる分、ほかの長編より読みやすいくらいだ。やっぱイーガンは短編なのよ。宇宙消失の序盤とかなんやねんということですよ。