日記

ワープ会社案内を読んでたら、常軌を逸したセンスの内容に、げろ吐きそうになって平衡感覚がおかしくなって頭が痛くなって焦点が合わなくなって耳鳴りが聴こえて膝が笑い出して爪が剥がれだして股が裂けだして穴という穴から血が噴出しそうになって新たなステージにたどり着きそうになって「おれが死ぬ前にこいつらの首を刈ってトマック化してやろうか」という気になってきたおれ、もとい首刈り族の代わりに参上しました。私、日記と申します。
萌理賞はあれですね。はてなの一部で八百字以内で先着二十名というこぢんまりとしたものではあるけど、応募作が全部公開されて講評も全部公開されてたってのがおもしろかった。どんな賞でも中を全部見てみたら同じようなことを思うんだろうけど、「評者と自分の感想とは話し合いでは到底解決できないほどに異なっている。己が正義を賭けていざ戦争。喰らえ必殺、小水の雨(日記、小水が放射状にでるんですよ)! これでおまえは小水の魚だ!」というような気持ちになった。というかそれが狙いなのかもしれない。せっかくなので、第二回にひねくれたやつを応募するために悪魔に魂を売ってパワーアップしたいところだ。
乗客の中に悪魔の方はいらっしゃいませんか? え、あなたが悪魔ですって? 本当ですか、そうは見えませんがね。悪魔だというのなら、証明してくださいよ。
この場合、悪魔と名乗る者は、悪魔の証明ではない悪魔の証明を求められている。
閑話休題萌えトーク。妹だのメイドだのはいいんだけど、ツンデレ素直クールは苦手だったと振り返る過去。前者は設定で、後者は性格だという違いから、性格をひとことで規定されるのは嫌ってことだろうかとも思えるけど、それはちょっと違っていて、「べ、べつにあなたのために〜〜したんじゃないんだからね」っていうツンデレの決めセリフが苦手だったのだと日記自身は思ってる。そしてこれはツンデレが性格だからってのと完全に無関係というわけではない。妹やメイドってのは設定や外見に関することなので、ある程度傾向はあるにしても、性格が一意的には決まらないので、みんなの妹イメージやメイドイメージに合致するフレーズってのはあり得ないけど、ツンデレは性格だから、ツンデレの言いそうな事にはある程度の共通イメージがある。だから「べ、べつにあんたの〜〜じゃないんだからね」というフレーズは受け入れられて流行って、日記にとってもおもしろかったんだけど、あるときからそれが「残念」だの「間違いない」だのといった言葉を芸人のイメージを借りて使うのと被ってしまって苦手になった。いろんなところで同じ表現を見てりゃあ気持ち悪くもなる。
まあともかく、ツンデレがブームとしてはひと段落してその概念が浸透しきった今にして思えば、どんだけ流行ったんだツンデレインインターネットという感じで、畏怖を覚えるところなんだけどね。エンタの神様なんちゅう人気バラエティ番組の出演者に対して起こる現象と同じことがツンデレに起こっていたなんてすごいじゃないですか、ツンデレさん。日記はあなたをツンデレ師匠と呼びたい。いえ是非とも呼ばせていただきたい。
ぐしゃあ(←首刈り族に首を刈られた音)。
まてよ。日記に首なんてない。