ひぐらし祭囃し編 ネタバレあるからなんだってのさ

せっかくリアルタイムで話題のゲームをやったんだし感想を書こうかと思ったけど、さて何を書くのか。鬼隠し編のようにむかついたわけでもないし、友情パワーは罪滅し編以降ずっとテーマとして掲げられていたわけだし、角が立たない範囲でなんか書くことはあるのか。笑ったシーンか。 
入江が山狗にメイドについてまくしたてるシーンや赤坂が高橋メソッドで叫ぶシーンなど、シリアスなシーンでくだらないことをして話の腰を折るという、笑わすための演出での笑いを提供された。さすがに七作もやってると自分がこのゲームで作者の意図どおりに笑うことはないだろうというのは経験的に感じていた(偶然笑うことはあった。目明し編でいきなりスタッフルームがシリアスになってたときのギャップなど)んだけど、こればかりは笑ったので意外だったしどんでん返しだった。
あと、これならおれはガハハハ笑って絶賛だなーと思ってたエンドは、
普通ににぱにぱとしゃべってたのに突然尊大な口調になって唖然とさせてくれる古手梨花「上位世界で数万人のプレイヤーがあなたの祖父の論文を読んでくれたわ。さあ、顔を上げなさい鷹野」
鷹野「そんなにたくさんの人が読んでくれてたんだ、ありがと」
プレイヤー「いえいえ、どういたしまして」
っていう全プレイヤーも含めての大団円エンド。そこまで突き抜けてプレイヤーを取り込むと純度の高いアルファシステム臭で癖になっちゃうよ。