まとめ

クリスマスってことで、わっかりやすく異性関連に対する立ち位置の表明として「キラ☆キラをやりました。音楽って本当にいいものですね」とか「娘姉妹をやりました。娘って本当にいいものですね」とか「ひとり寂しくクリスマスツリーに星飾りをつけてたらヒトデと勘違いした風子がやってきたよー」とか書くはずだったのにそれももう一週間前のこと。2007年も終わりなので、ゲームの年間まとめに乗り出したい。年間ゴールドメンバーシップのようにXbox360を買ってちょうど12+1ヶ月なことだし、Xbox360についてのみでいいや。
まずは購入タイトル(無料の製品版もあるよ)をキーワードリンクスパムのようにはてなテーブル記法を利用して並べると、

Xbox Live Arcade パッケージ
・Aegis Wing ・『コール オブ デューティ4』
・Assault Heloes Culdcept SAGA
・Bomberman LIVE Forza Motorsport 2
・Boom Boom Rocket Gears of War
Carcassonne GUILTY GEAR 2
Castlevania: SotN Halo 3
Catan ・LOST PLANET
・Double Dragon PROJECT SYLPHEED
・EXIT ・Rockstar Table Tennis
・Gauntlet THE IDOLM@STER
Geometry Wars Evolved ・TGM ACE
・Hexic2 あつまれ!ピニャータ
Hexic HD オブリビオン
LUMINES LIVE! 地球防衛軍3
・Marble Blast Ultra ブルードラゴン
Prince of Persia プロ野球スピリッツ3
・Puzzle Quest
・Small Arms
・Super Contra
・TMNT 1989 Arcade
・Track and Field
・Undertow
・Worms
Yaris
・Zuma
悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲
餓狼伝説 SPECIAL

ここで、コール オブ デューティ4に二重括弧が付いてるのはそれが正式に登録されているタイトルだから。おそらく索引で一番上になるためにだろう。嗚呼コールオブデューティ4などとわざとらしく改変しなくたって、括弧をつけるだけで自然に最上位になるのだ。名タイトルだね。アート引越センターよりも上である。
この中でおもしろかったタイトルはと言えばブルードラゴン以外全部ってくらいにおもしろ揃いだったんだけど、中でもロストプラネットフォルツァ2、ギルティギア2は特別よかった。
まずロストプラネットは、本体を買ってすぐに体験版をやってあまりの雪原っぷりに失禁したものだよ。「すげー! 真っ白だ! FFFFFF!」って思ってた。このロストプラネット、武器が銃ってことで比較対象に挙がってくるゲームがFPSやTPSになりがちなところだけど、そうしてしまうと、撃った手ごたえのなさやマップに対する移動速度の遅さが欠点と考えられてしまうので、360らしいタイトル群はすぱっと忘れて、360では(おれの知ってる中で)唯一の、面クリア型のアクションゲームとして考えたほうが適切かなあと思う。遮蔽物に隠れながら敵と戦っては隙を見て次の遮蔽物にダッシュするっていうレジェンドやインセインやベテランとは違って、エクストリーム*1はダメージを受けないようにしながらも素早く前に進んでサーマルエナジーを回収しながら進まなければならないもの。早くしないと時間とともにものすごい勢いでエナジーが減っていき、そしてクリア時のエナジーでボス戦となるので、ステージではタイムアタックのような立ち回りを自然に求められるようになっていて楽しい。ちなみにサーマルエナジーってのは水中ゲーにおける酸素みたいなものなので、ないと死ぬ。そんなわけでもう全然バランスの取りどころが違うので、銃の撃ち応えはともかくとして、移動速度なんかはこのゲームにとっては最適なのだろうと思う。遮蔽物の少ない開けたマップを常に動くゲームなので、あまり移動が速いとそれ相応の巨大なマップが必要なってしまって現実的ではない。360の多くのゲームより移動速度が遅いってのは違和感として妥当ではあるんだけどね。まとめると、水中ゲーの酸素の概念とTPSを組み合わせたことによって前進することへの切迫感に溢れたアクションゲーム。面ごとにボスがいるのも楽しい。
Forza2は車への興味がうんこに対してほどもないおれでさえ楽しいので、おれが楽しんでいる以上にすごくよくできているのだと思う。
ギルティギア2は体験版のときに書いたようなゲームにちゃんとなっているんだけど、対人戦があってこそ味わえるものなので、体験版の対CPU戦だけでは劣化デビルメイクライでしかないとも考えられるなーと思った。

*1:レジェンド、インセイン、ベテラン、エクストリームってのはそれぞれHalo3GoWCoD4ロストプラネットの最高難度の名称で、あとVegasではリアル、地球防衛軍3ではインフェルノと名づけられたりしていて、ゲームごとにそれぞれ違う名前なので、最高難度の名だけでタイトルが判別できるようになっている。やはり製作者は自分にちょうど良くて愛しい難度であるところの最高難度にユニークな名を付けて置きたいのだろうなと思う。この難度こそこのゲームなのだと。