ライデンファイターズは

いかにも弾を撃ちそうな見た目の敵ユニットがもっともらしい頻度でもっともらしい方向に弾を撃つし、一方、撃たれる自機も見た目と当たり判定(カスリ判定含む)とが一致しているし、描き込まれまくったグラフィックがゲームプレイとしっかり繋がっているよね。初見で見たままの世界を思うままに動かすだけで楽しさの大部分を享受できるようになっている。ゲーム要素ユニオンに付け入るスキは無し!
対して極端に、10歳くらいの女の子が自機、当たり判定は自機の中心のドット、敵の攻撃は湧き出す幾何学的な弾幕というゲームを仮想すると、そこに全要素を包括するシンプルな理解などありえないので、ゲームは、自機の当たり判定と敵弾とのドッヂボールと、設定やグラフィックなどの外部とに大別される。後者は前者にとって幻肢のようなもんである。点意識が夢見る幻女児。東方ラマチャンドランラマチャンドラン夢。
そしておれはと言えば、ライデンファイターズを特別に楽しいと感じるので、ここで差分を取って、グラフィックが密接にゲームに寄与しているのは自分にとって大事だなーと思った。言葉にすれば新鮮でもなんでもないんだけど、なかなかそれだけを感じることってないよね。