ファミソン8BIT
ナムコのファミコンソフトのBGMをアレンジした歌だけのCDだと思っていたファミソンというシリーズですが、実際に聴いてみると、ナムコの架空のアミューズメントパークを舞台に、アイドルがナビゲーター、聴き手が客となって、ゲームを題材にした各アトラクションを回る、という手の込んだ仕立てのCDでした。歌やライブや舞台裏トークや日常に焦点を当てたCDもそれぞれ良いですが、アミューズメントパークという楽しさにのみ焦点を当てた娯楽が題材なだけあって、楽しさはひとしおでした。お気に入りの五枚となりました。ファミソンはアイドル二人ずつが出演して、計五枚あります。亜美真美はふたりでひとりです。とても楽しかったので、これをナムコワンダーエッグ4と呼んでもいいのではないかと思ったほどでした。具体的な作りとしては、ナビゲーションがゲーム紹介のドラマトラック、アトラクションがそのゲームのBGMをアレンジして歌をつけた曲トラック、という仕立てになっていました。たとえば、前にも引き合いに出した真のニューラリーXの場合だと、真がニューラリーXのルールやシステムを説明するトラックがあり、続いて、真がニューラリーXのBGMを使ったハリキリラリーという曲を歌う、という仕立てになっていました。聴いているだけでも楽しいですが、トークトラックを聴いた後に、曲トラックを聴きながらそのゲームをやるとアトラクションへの没入度も更に増すと思いました。なので、Xbox360のカスタムサントラでファミソンを流しながら、ライブアーケードでアトラクションの題材となっているゲームを遊びたいのですが、アトラクションの題材となっているゲームで現状配信されているのは、ディグダグとニューラリーXとパックマンだけなので、残りのドラゴンスピリットとマッピーとバベルの塔と源平討魔伝とF/Aとメトロクロスとリブルラブルも配信してほしいです。そして、画面比4:3のこれらのゲームを16:9のモニタに表示させると、左右が少し余ります。フェルマーの最終定理の証明は無理だとしても、画像くらいは表示できるはずなので、余白用のアイドル背景画像もついでに配信してください。ゲーム本体とあわせてそれなりに売れると思います。ではなくて、ほしいのでお願いします、です。ファミソンに話はもどりますが、ゲームとアイドルの組み合わせを見ているだけでもおもしろいCDとなっていました。父がレーサーの真がニューラリーX、穴掘り雪歩がディグダグ、貧乏でいつも飢えているやよいがパックマン(アーマードコアフォーアンサーで、パックマンの頭に毛を生やして真に見立てたエンブレムを作ったのですが、ファミソンを聴いて、ああパックマンはやよいだったなあと思いました)、双子の亜美真美がリブルラブル、メガネでオタクっぽい律子がバベルの塔、人生万事障害物競争の春香がメトロクロス、蒼い鳥が持ち歌の千早がドラゴンスピリット(自機がブルードラゴンのゲームです)などは、絶妙だなーと思います。マッピーと源平討魔伝とF/Aについてはよくわかりませんでした。なお、ドラゴンスピリットについては、最大まで強化すると首がみっつになるゲームなので、Sランクの千早は首が三つだったりして、と想像しました。ふざけて想像したのですが、機械類を一切使わない千早のアカペラ三重唱が聴けると考えると、存外悪い想像ではないかもしれないな、と思いました。そこで、実際に千早の首がみっつになった画像を作って見てみようとしましたが、違和感のないものを作るにはスキルが不足していたので、体ごと三人に分身させるにとどめました。右上の画像です。体ごと三人にしてしまうと、本物はどれだろうか、と疑いを持って見てしまうので、全部本物のつもりで画像を改変した私としては、失敗でした。
ファミソン8BIT☆アイドルマスター05 [如月千早/水瀬伊織]
- アーティスト: ゲーム・ミュージック,今井麻美,釘宮理恵,水瀬伊織(釘宮理恵),如月千早(今井麻美),阿保剛
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: CD
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