アイドルマスター SP パーフェクトサン(初回生産限定:「スクールウェア」無料ダウンロードプロダクトコード同梱) 特典 サイン入り着せ替えジャケット&「ヴァイスシュヴァルツ アイドルマスター」限定PRカード付き
たとえばクラナドは全ルートを終えるまでの60〜70時間ほどのプレイ時間が、あまりに夢中だったために時空がゆがんで一日で終わったけど、この一年ほど日記に書いてばかりいるアイドルマスターで全員プロデュースするのには数ヶ月かかった。アイドルマスターはトップアイドルになるぞっていう漠然とした目標に向かうゲームなので、テキストベースの物語は乏しい。営業といってアイドルとコミュニケーションを取る選択はできるけれど、基本的にはイベントごとに繋がりは無い単発のエピソードだ。どのタイミングでどの選択をして育成してもいいようになっているし、それでファンをたくさん獲得しさえすれば、プロデュースは成功したと判断されるゲーム。なので、物語が手を取って終わりまで引っ張っていってくれるということはなく、あくまで自分の意思で先に進まなければならない。一周目とたいがいが似通っている二周目以降を遊んだり、トップアイドルを育てたりは、誰もができる規定路線ではない。おれやおれ以外に影響されたりされなかったりしてアイドルマスターの世界に足を踏み入れても、自分を引っ張ってくれる物語も無く、毎ターン同じようなことをテンポ悪く繰り返すだけだと判断して、一周のみ、あるはそこまでも遊ばずに諦めた、凡プロデューサーやアイドルの累々と積み重なった死骸があり、その上にトップアイドルがいる。
でもそんな人も大丈夫! そんな人以外ももちろん大丈夫! アイドルマスターSPパーフェクトサンのストーリープロデュースモード真編(まだこれしかやってない)は、961プロという敵組織、黒井社長という勝利のためには手段を選ばない子安ヴォイスの嫌味な敵、響という明るく優しい心を持ちながらも自分を見出してくれた黒井社長に恩義を感じて従っているライバルアイドル、アイドルアルティメイトという最終目標となる大会、大会の一次予選二次予選と小出しにされる目標、などがあるので楽しみやすい。響のためにトップアイドルにならなくては! と燃えるストーリーがグイグイ引っ張ってくれて、敷居が低くなっている。一日で終わった。
真と響の会話が豊富なのも楽しい。いままでもアイドル同士の会話は、アイドラ(アイドルマスターのダウンロードコンテンツ)やドラマCDなどにはあったけど、本編は基本的にプロデューサーとアイドルの一対一だったので、ほかの人物と会話する真を本編で見るのはわくわくする。やよいや春香も直接は出てこないけど、朝の会話に名前が出てくるので、関係を感じられる。団結。
- フタリの記憶の真versionがかわいい
- 思い出badでカットインするやよいが怖い
- 全体的に顔に影が差す効果が怖い
- 最後に箇条書きにしたはいいけど、みっつで終わった
- 出版社/メーカー: ナムコ
- 発売日: 2009/02/19
- メディア: Video Game
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