292ページまで読んだ。これでほぼ半分くらいになるんだけど、ここまでですでに長編が5、6本書けそうなくらいのたくさんのアイディアが詰まってる。特に人間宇宙論とかけっこうツボだ。これで一本書いてよイーガンという感じ。
- TOEという宇宙を説明できる単一の理論を持った人間がいる。
- その人間から、その人間のTOEに従う宇宙があらゆる時空に向かって発芽する。
- だから宇宙は単一のTOEに従う。
この人間宇宙論自体もおもしろいけど、やっぱりこんなおもしろい理論を小説内のただのカルトの真理にしてしまうイーガンが一番おもしろい。
