テレビ出演のときもいつもふたりでひとつの回答席。台本どおりに同じ回答を同時に発言。ギャラもふたりでひとりぶん。小さかったころは良かったけれど、もういやなの。だれもわたしをカナ／マナだとわかってくれないのは。だって、「こんにちは、マナカナち…

世紀のアナグラム小説。「うこん」にされた「うんこ」が「うんこ」としての自我を持ち続ける不思議ストーリー。そして最後はやっぱりアイデンティティー。自己を変革した人間は、まだその人間であると言えるのだろうか。 長編数本分のアイデアを詰め込んだ！…

エウレカを見てた。タルホの髪型があまりにもかわいくて生唾をたらたらたらしたり、エウレカのメロン顔があまりにもおいしそうでメロンメロンになってたりしてたら、とつぜんグレッグ・イーガンっていう研究者が出てきて大笑いした。チビでデブでモヒカンで…

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)作者: グレッグ・イーガン,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/09/22メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 360回この商品を含むブログ (327件) を見る前回（id:wtnb18:20050926:aaa）は序盤を読んだ段階で難解だから…

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)作者: グレッグ・イーガン,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/09/22メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 360回この商品を含むブログ (327件) を見るディアスポラ。いろんなとこで言われてる通り、かなり難解な小説…

子供のころによく言っていた、「三月三日がひな祭りで、五月五日がこどもの日だから、四月四日はオカマの日なんだぜー！」という冗談があるけど、これはね、このご時世にはちょっとやばいよ。なんたって完全にオナベのことを無視してしまっているからね。も…

SFマガジン4月号をパラパラ読み返していて思ったんだけど、SF関係の人気投票や賞で、イーガンはもう殿堂入りでいいんじゃないの？ 海外じゃどうか知らないけど、日本では新作が出る度になんか受賞するし。 ベストジーニストのキムタクみたいに、イーガンもSF…

宇宙消失のときにも似たようなことを思ったんだけど、「おれはパラレル自分を殺しながら生きているんだ」みたいな、多世界解釈を地で行って、しかもほかの分岐の存在に対して罪悪感や違和感を覚えるような感覚にはおれは共感できないんだよなあ。だから、ク…

昼ごろに、旭屋書店へと足を運んだ。 まず、ハヤカワコーナーでSFが読みたい！ 2005年版を立ち読みして、蹴りたい田中が7位だ、ガハハハハとひとしきり笑った後、雑誌コーナーにてくてくと移動して、SFマガジン4月号を購入。目当てはグレッグ・イーガンのSin…

イーガンスレ（http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1065677502/）の808氏が、イーガンの短編『Closer』の訳↓を貼っていたので読んだ。 http://wiki.fdiary.net/eganfan/ 面白かったー（万物理論が個人的に肩透かしだったので、なおさらそう感じたのかも…

今こそがまさに読み終わった瞬間。 エピローグの子供たちのような世界への認識を持ちたいものだ。そのために、誰かTOEを完成してくれないか？

292ページまで読んだ。これでほぼ半分くらいになるんだけど、ここまでですでに長編が5、6本書けそうなくらいのたくさんのアイディアが詰まってる。特に人間宇宙論とかけっこうツボだ。これで一本書いてよイーガンという感じ。 TOEという宇宙を説明できる単一…

邦訳に何年かかっとんねん（9年）！という感じで、もう発売されないんじゃないかと思っていた万物理論がめでたく発売されたので、嬉々として買いに行きましたよ。これからじっくり読みますぜぇ。読みかけのブラッドミュージックも、やりかけの我が竜を見よも…