Xenosaga THE ANIMATION 第2話「轟沈」
ゲームと比べると、いろいろと改変されているところがあった。まあ、改変それ自体は、アニメという限られた時間のなかで物語を完結させるためには仕方の無いことだけどね。
- ゾハルエミューレーターのとこで、コスモスがバージルを撃つシーンが無かった。
- ゲーム版では、射撃軸線上に居たという理由だけで人を撃ち殺すコスモスに対して、シオンが「あなたには良心ってものが無いの!?」と叫び、コスモスは淡々と「私は人間ではありません。ただの兵器です」と返す。このシーンは、ゲームの発売時にはCMで使われていたくらいに印象的なシーンであり、そしてコスモスのサイボーグというキャラクターを視聴者に解からせるシーンでもあるから、アニメでも再現してくれるのを期待してたんだけどなー。あと、バージルが生き残ってしまったということは、彼がテスタメント(ゲームので出てくる組織)に入らないということなので、アニメはアニメで独自の終わり方をするということが解かる。アニメをエピソード2に繋げる気は今の所はない、と。
- アンドリューがあっさり死んでしまった。
- これは別にいいんだけど、アンドリューの持ちネタ、「ココハイイ・・・」がアニメで聞けないっぽいのはちょっと寂しい。
- 改変ということではないが、撃沈された戦艦が宇宙なのに下に沈んでいった。
- アニメでは良くある事だから許容は出来るんだけど、去年、プラネテスという科学考証の完璧な宇宙アニメを見たあとだけに、こういうアホっぽいミスは軽く萎える。
なんか、1、2話を見た感覚だと、エピソード2の予約特典だった、エピソード1ダイジェストDVD(エピソード1の5時間近いイベントシーンがほぼすべて入っている)のほうが面白い感じだ。正直、この作画レベルで、シナリオの圧縮されただけのゼノサーガを見せられてもあんまり面白くない(とはいっても、好きなゲームがアニメになって動いてるっていうだけで、めちゃくちゃ嬉しいけどね)ので、この先シナリオがゲームとは大幅に異なった展開になるのを期待。でも、あまりゲームと矛盾するはイヤんという複雑な心境。