ファウスト vol.6 SIDE―B
糸の森の姫君
主人公の職業描写とかトリックとかがアホらしくてケッケケケーと笑ってたら、そのトリックが完璧に作動したので、う、嘘だろおいと思った。なんて茶番なんだ。
でも、
「努力はしてるわ。なるべく学校にも行くようにしてるし。でも、わかる? 一人でいる癖がつくと、大勢の中でもいつの間にか孤独になるってこと。大勢の中で一人ぼっちになって寂しい思いするくらいなら、誰もいないところでひとりになったほうがましだって、思うようになるのよ」
みたいなことを言う弱いおなごは良いものだ。おれは弱いから弱い女の子が好きなのだ。ひぃ! それってロリコンの論理じゃないの!