鼠と竜のゲーム

毎日の終わりに自分のブログを開く生活を送っているとなんだかブログが我が家みたいに思えてきて日記を書くたびに最初にただいまって挨拶したくなっちゃうのただいま我が家! そしてみなさんウェルカムトゥーマイウェッブローグ! だけどごめんねディスブログイズジャパニーズオンリー!
と、猫を被った文章から、猫SFである鼠と竜のゲームの感想にシームレスにつなげたいのに、そうはいかないのがおれのテキスト作成力の悲哀です。文章の場面を変えれば必ず挟まれる読解のナウローディングが憎い。しかもロード中にミニゲームで遊ぶ特許はナムコが持っているのでもはやどうすることもできない。そうです、これはただの駄エントリーなのです。そもそもうまく猫を被れていないですしね。
さて、プリズマティカリゼーションのようにロード中に無理やり場面転換させることで感想文をスタートさせますと、これはひとことで言って、猫といちゃいちゃしつつ敵と戦う小説です。アンダーヒルさんは猫が大好きです。戦闘で死にかけた自分を診てくれたありがたい医者にさえ、猫を猫として扱われると、ブチ切れ内面描写ののちに「猫ではなくてパートナーと呼んでください。猫ではなくパートナーとぼくらが呼んでいることを知ってください」などと慇懃に正す盲目ラブっぷりなので、まさにアンダーヒルさんはロボット美少女を愛するエロゲーの主人公です。現代オタクにSFを勧めるとしたら、ガンダム好きに宇宙の戦士を勧めるより、エロゲー好きに鼠と竜のゲームを勧めた方が遥かにいいと思いますよ。だって宇宙の戦士って人型巨大ロボなだけで、ストーリーは愛国まっしぐらなのでジオンにも魅力のあるガンダムとは似ても似つかないですからね。まあガンダムの思い入れが連ジでズゴックをよく使うなあくらいしかないおれが言うのもなんなんですけど。